神社ときどきマンホール

神社めぐりを中心に 町歩きのメモ

水沼神社(新富町)

 まず、最初にお断りしておきます。この神社は駐車場が本殿に近く、参道側からは遠かったので実際には、本殿をお参りしてから参道の方へ回りましたが、ここでは、参道を通って本殿へと行く順で書いていきます。

 

 国道10号線でこの辺りを通るとき、大きな鳥居があることは気が付いていたが、どんな神社があるのか知らなかった。

 まず、この鳥居だがちょっと違和感を感じないだろうか。私は現地ではその理由が分からなかったが、写真を整理していて分かった。一見普通の明神鳥居の形だが、よく見ると、笠木の下の水平の梁のような棒(これを貫(ぬき)とよぶ)があるが、普通の鳥居は、貫が直線状で地面と平行だが、この鳥居は、笠木のカーブに沿って同じように下に凸に曲がっているように見える。小さな鳥居なら材木が歪んで曲がることもあるだろうが、このサイズになるとあえてそのように作ったとしか思えない。ちょっと不思議な形だ。

 

 鳥居をくぐってまっすぐ行くと、日豊本線にあたり、踏切がある。長い参道の神社になるとたまにこのような構造になってしまうこともある。水神踏切の名前が水沼神社と関係がありそうだったので、一応写真に撮っておいた。

 

さらに進むと道を渡って、2つ目のやや年代物の鳥居。

 

 鳥居をくぐってさらに参道を進んだ道が下の写真だが、鳥居の古さに対して道が新しく、何か取ってつけた感じ。歩きやすくするために道を広げたのだろう。

 

さらに進むと満開のツワブキの歓迎を受けて社務所のある広場についた。ここまで参道の長さは計約300mもあり、神社の由緒が感じられる。道は清められていてとても美しく、花も随所にあり、気持ちよい。

上の写真に小さく写る狛犬は、なんと地面に直接設置されている。現地で気が付かずに写真が撮れなかった。残念。

 

3つ目の鳥居をくぐり、りっぱな石橋を渡ると、拝殿についた。下の写真は、拝殿側から振り返って見た光景。

 

 拝殿は茶色だが、裏に回ると大きな池が広がり、本殿は朱色でよく目立つ。普通は本殿のまわりを一周できるのだが、ここは湖水ヶ池(こみずがいけ)がせまり建物は、水場につき出ている。

 

 この池がものすごく広くて、長さ500m、幅50mぐらいの長方形。枯れたハスがびっしりと湖面を覆い、水は少なく沼のようになっている。この沼は神社の境内のようで、これだけ雄大な景色の神社は、宮崎でもなかなかない。昔は、この池を御神体として、崇められていたのかも知れない。ハスの花が咲く6月の早朝にでもぜひ、再訪してみたい。

 

 

 最後は、訪問時の高積雲の写真。水沼神社はこれだけの規模がありながら、御朱印も無ければ、神社の由来を書いた看板も無かった(私が見落としただけかもしれませんが...)。いろいろと不思議な点が多かったが、とても印象に残る神社だった。

ネットで調べてみると、湖水ヶ池に関する悲しい伝説が見つかったが長くなるので、興味のある人は、読んでみてください。

 

 ここの御祭神は、ミズハノメノカミ、他2柱で、水の神様らしい。踏切の水神と関係があるのか?

 

2024年12月訪問