神社ときどきマンホール

神社めぐりを中心に 町歩きのメモ

串間神社(串間市)

 JRで串間方面へ。くしま神社という市の名前と同じ神社があったので、行ってみることにした。

 日向北方駅で下車したのは、私だけ。無人駅でスタンプはなし。駅から、国道220号線に出るが、北へ向かうとすぐに参道が分岐。100mぐらいで、この一の鳥居。

 

 遠くに小さく次の鳥居が見える。さらに150mぐらい歩くと、二の鳥居に到着。

 このゆっくり近づいていく感じがよい。この長い参道が、昔から、この土地で信仰されていたことを表している。両側は駅の近くを除くと普通の民家のよう。


 二の鳥居をくぐり、階段を少し登ると、拝殿前の広場へ。



 左手に白い柱と梁が目立つ手水舎がある。紙で作った毬のようなものがたくさんつるされて、華やかな感じ。若い女性も多い。遠くからの観光客というより、地元の人のよう。外国人は皆無。

 

 拝殿は茶色で塗られていて、屋根は特徴的な形なので、調べて見ると千鳥破風という様式のようだ。近世の神社建築では多いらしい。正面はいろいろな飾りや、看板などがカラフルでにぎやか。


 拝殿の正面に進むとな色紙で作られたのれんと、毛氈(もうせん)の上にさまざまなサイズのひな人形が飾られている。お参りは普通通り、拝殿の前で行うが、その後、靴のまま拝殿の中に入れるようになっている。

追記)このような拝殿の形式を割拝殿とよび、土間のようになったところは、参道の意味があると、参考資料に書いてあった。名前がついていると、親しみがわく。

 

 拝殿の中は、おびただしいひな人形が飾られていて目がちかちかするぐらい。雅楽も流れている。若い女性が多い理由が分かった。



 横に回ると、拝殿の後が広く長くなっており、ここが通常のお祓いなどをする拝殿の機能を負っている。茶色一色で塗られておりシックな感じ。

 

 本殿は屋根は茶色だが、白壁に緑色の柱という、初めて見る配色。屋根の梁を支える海老虹梁(えびこうりょう)は白、妻飾りの彫り物も原色で塗られていてとても美しい。鬼板の所には、巴紋(ともえもん)。

 

これらの建築用語などは、調べながら書いているので、間違っていたらすみません。資料は最後に挙げた建築知識という雑誌。こうやって、写真を見ながら確認していくのもおもしろい。

 

 

 下は、妻飾りの拡大。竹藪の中の虎だろうか。

 

 こちらは、珍しい大根の飾り物。葉脈まで丁寧に書かれている。この大根は、何か由来があるようで、御朱印にもこの形のスタンプが押されている。調べきれず。

 

 本殿の裏にまわると、石でできた末社がずらりと並んでいる。串間神社は、別名(旧称)十三所大明神とも呼ばれており、その御朱印もある。これは近隣の12社を末社として祀るようになったからと、由来に書いてあった。どうも紙垂が供えられているのが、その合祭した神社のようだが、現地でちゃんと確認していないので、あやしい。末社はこの写真以外にも、たくさん祀られている。

 

 この木馬は、拝殿前にあったもの。都井岬馬とは、串間市にある観光地都井岬にいる天然記念物の御崎馬(みさきうま)のことを指していると思われる。この木馬が、その馬の宣伝なのか、実際に子供を乗せる遊具として置いてあるのか、よくわからなかった。横に参拝記念撮影のための大きな看板があったので、子供を乗せて撮影するための道具か。しかし、子供がのると都井岬馬の文字が読めなくなってしまう。

 

 こちらは、駐車場側から入るときの鳥居。

 

2026年 3月 訪問

 

参考資料

新全国神社検索

神社建築大全、建築知識 2025年1月号、エクスナレッジ

 

2026年5月16日 追記