このページは、神社関連の用語をまとめたものです。新しいものを上に追記していきます。資料によって、読み方、意味などが異なることがあるので、このブログ内では、このような意味で使っている程度に読んでください。
千木(ちぎ):屋根の棟から両側に2本づつ角のように出ている部材。外削ぎ(そととぎ)は、先端が上にとがっていて、内削ぎ(うちとぎ)は横にとがっている。昔は、構造材とつながっていたが、新しいものは、置千木といって、棟に載せてあるだけのものも多い。
垂木(たるき):建物の屋根を支えるために、屋根の傾斜に合わせて斜めに取り付けられる木材のこと
流見世棚造り(ながれみせだなづくり): 見世棚というのは、お店の棚という意味で、正面の入り口に登る階段がなく、床の部分が店の棚のように見えるから、つけられた
懸魚(げぎょ):切妻の屋根をつなぐ部材の名前。形や場所によって、いろいろな名前がついている。
お神輿(みこし):神社から神様が一時的に外へ出て町内を巡行(お渡り)するための乗り物、人は絶対に乗らない。肩で担ぐ。全国的。
山車(だし):神社の祭礼で引かれる出し物の総称。車あり。全国(特に関東、東海、東北など)。人が乗ることもある、人形のこともある。ゆっくりと曳かれる。
地車(だんじり):山車の一種、人は必ず乗る。近畿地方(大阪・兵庫など)や瀬戸内沿岸。精巧な木彫り(彫刻)で全体が覆われている。猛スピードで走る。
地車と山車は、見た目も違い、地車は、神社のように屋根があり、人が踊れる構造がある。、車もがっちりした台木で覆われている。山車は、背が高く、最上部に屋根がないことも多く、鉾や傘などが飾られてる。
神前幕(しんぜんまく): 神社で拝殿の軒下などに掛けられた布。神聖な場所(神域)と私たちが生活する俗世とを区切るための「結界」の役割を持つ。神紋が描かれていることが多い。
向拝(こうはい):神社の拝殿の正面などで、屋根が前方に張り出した庇(ひさし)の部分やその空間。そこで、お参りをする。
額束 :神明鳥居の2本の水平の梁のような部分の中点のところにある、短い柱のような構造。よく扁額が掲げてあるところ。明神鳥居にはなく、鳥居を見分けるときの指標になる。
狛犬(こまいぬ)
拝殿に向かって、
右が獅子 阿形 角なし ライオンに近く、たてがみが豪華で力強い
左が狛犬 吽形 角あり 犬に近い
左右は、逆のことあり、どちらも獅子のこともあり
奉斎(ほうさい):神様を敬ってお祀りし、祭祀を続けること
鎮祭(ちんさい):神様を正式にその場所へお迎えして祀ること
産土神(うぶすながみ):その土地や地域を守る神様
個人的な感想 特に土着の神様を指す言葉ではないようだ
扁額(へんがく):神社や寺院の名前などが書いてある高いところに掲げられる額の総称、神社の鳥居や社殿に飾ってるものを特に神額と呼ぶ。
切妻造(きりづまづくり)
本を開いて伏せたような屋根の形状。長方形の面2つでできている。雨は2方向のみに流れ落ちる。
雨の流れ落ちる方向の壁を"平"、落ちない方向で、壁が三角と長方形をつなげた形の壁のを"妻"と呼ぶ。
入口の方向を平入、妻入で区別する。
入母屋造(いりもやづくり)
切妻造の妻側の三角形の部分の壁は残し、その下に屋根を付けた構造。雨は4方向に流れ落ちる。
寄棟造を基準にすると、屋根の上部は切妻、下部は寄棟を重ねた形とも言える。
寄棟造(よせむねづくり)
切妻造で妻側の三角形の壁をなくし屋根の一番高いところ(本だと背に当たる部分)から斜めに屋根をかけた構造
4面すべての屋根に傾斜があり、雨は4方向に流れ落ちる。
割拝殿:拝殿の中が土間のようになっており、土足のまま中に入れるタイプ。その部分も参道の意味がある。建物の中に階段があり、そこで履物を脱いで上がる。(7月8日追記 この説明は、間違ている可能性あり、現在調査中)
八幡三神:①誉田別命(ほんだわけのみこと) 主祭神のこともある。第15代天皇の応神天皇(おうじんてんのう)のことで、八幡様ご本人を指す 。②神功皇后(じんぐうこうごう) 応神天皇の母で息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)とも呼ばれる。③比売神(ひめがみ)の3柱を一般に呼ぶ。
比売神(ひめがみ)
一般の神社の場合: i)主祭神と関係の深い女神を指す。主に、妻や娘をさす。ii)地元の女神さま。名前が忘れられた神さまのこともある。
八幡神社の場合: 宗像三女神を表す。
個人的な感想:調べるまでてっきり固有名詞の神さまと思っていた。比売神と代名詞的に読んでしまえば、複雑な名前をそれぞれ覚えなくてよいので便利だと思った。姫神と同じ読みなのも何か意味がありそう。
祓戸社(はらえどしゃ):鳥居をくぐった後にある心身の穢れを祓い清める小さな社。祓戸大神(はらえどのおおかみ)が祀られている。出雲大社、大神神社が有名。
祓戸四神(総称して祓戸大神)が祀られている。
① 瀬織津比売(せおりつひめ)私たちの罪や穢れを、川から大海原へとすべて流し出す。
② 速開都比売(はやあきつひめ)海の底(激しい潮流の渦)で待ち構え、流れてきた穢れを飲み込む。
③ 気吹戸主(いぶきどぬし)飲み込まれた穢れを、地底の国(根の国・底の国)へ向かって息で吹き飛ばす。
④ 速佐須良比売(はやさすらひめ)地底に届いた穢れを、どこかへさすらって(彷徨わせて)完全に消滅させる。
(AIによる)
個人的な感想:AIが自動的に教えてくれたが、神界おけるゴミ回収システムのようで、素晴らしい。古来から日本人は海をゴミ捨て場と考えていたことがわかる。
両部(りょうぶ)鳥居:鳥居の柱の両側に、2本づつ支えの柱のある6本足構造の鳥居。例を挙げると、宮島の鳥居のような形。
木鼻(きばな):柱を貫通する梁などの柱から突き出た部分、動物などの装飾がされる。
二重門と楼門:2階建ての神門で、下層部分に屋根が付くものを二重門、付かないものを楼門と呼ぶ。しかし、神社では、建築的な名称と関係なく、二重門を楼門とも呼ぶ。
肘木(ひじき):柱と屋根をつなぐ部分。屋根の重さが柱や梁の一か所だけにかからないように分散させる構造全体のことを言う。細かな部材ごとに名前がついている。
相殿(あいどの):一つの本殿に、主祭神以外に複数の神様を祀ること、または、祀られた社殿をいう。
主祭神 神社に主として祀られる神、一柱とは、限らない。
配祭神 1つの社に複数の神を祀る時の、主となる神以外の神のこと、配神(はいしん)・配祀神(はいししん)とも呼ぶ
個人的な感想:いろいろな事情で、神社が成立後、増えることがあるようだ
末社 本社(中心となる社殿)に付属し、その管理下にある小さな神社のこと、摂末社とも呼ばれる。
個人的な感想:神社の敷地外にあっても末社の事があるので、見ただけではわからない。
摂社(せっしゃ):本社の祭神と特に縁故の深い神様(后神、御子神など)を祀る社。戦前は、摂社が末社より上の格とされていたが、現在はそれは無い。
境内社:神社の敷地内にあり、本社の管理下にある神社
個人的な感想:末社、摂社は、神社そのものを抽象的にあらわし、境内社というと、建物を表すことが多い感じか。
境外社:神社の敷地外にあるが、境内社と同じように、本社の管理下にある神社
式内社:延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)927年(平安中期)にまとめられた神社の一覧。2861社ある。
個人的な感想:神社の由来書によく出てくる。
式外社(しきげしゃ):神名帳に載っていない神社。神社の格を表すというより、当時、朝廷の支配下でない神社や、勢力範囲外(仏教とか)の神社をあらわす。
論社:延喜式神名帳に載っている神社が、現在のどの神社に相当するかを議論するときに、同一と思われる神社を論社とよぶ。論社は複数あることもある。
個人的な感想:大人の事情もありそうなので、ここでは、本人(神社)の主張で、記載する。
2026年 5月24日 追記
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参考
八幡神:Wikipedia