日向北方駅は昼間は、列車が3時間来ないので、串間神社、十一所神社に続いて近くの女躰(にょたい)神社へ。名前がなまめかしいのでちょっと行って見たくなる。陰陽石系かと想像しながら、田植え前の道を進む。ママココも気になるが、とりあえず無視。

すぐに高い杉や檜に囲まれた神社が見つかるが、社号標(しゃごうひょう)や、鳥居の額などはない。草刈りや、剪定もされていて整っている。

鳥居は古く、しめ縄も立派。

すぐに瓦葺の拝殿がある。建物は少々痛んできている。柱の太さの割に、屋根が重そう。

しかし、額は非常に新しく明朝体の文字が神々しい。そして奥には、榊の上に、墨書きの女躰大明神の文字が。

横に回ると、拝殿の窓は板でふさがれていて、補強の柱も入っている。風雨が直接入ると痛みが速いのだろう。

本殿は、覆い屋に守られており、外側程は痛んでいない。

外には、狛犬こそいないが、古い石の諸々が多数。10以上はあり、一つ一つは見ていない。仏教系の石像も混ざっているようだ。

本殿裏に小高い丘があり(古墳?)、その途中や頂上にも社が建っていて、新しい紙垂も見える。何らかの神事は行われているようだ。

この3社は、しめ縄もしっかり張られて、外の道に向かって建っており、榊も供えられている。

かなりたくさんの社や、石像などが境内にはあるのだが、由来書の看板や、境内図が無いのはとても残念。特に、陰陽石の類も無かった。
情報がまるで無いので、女躰神社で、検索すると意外にたくさん出てくる。躰の字はいろいろ。調べるサイトによって、違う神社が出てきて、googleも完全に網羅できていない。総合すると、少なくとも、鹿児島、宮崎、福岡、高知、岡山、千葉2,埼玉2、神奈川にはある。関東に多くそれらは、多摩川などの氾濫を鎮める系。川崎市の神社が有名なようだ。関西の神社の御祭神を見ると、神社によって違うので、何かの系列があるのではなく、その土地、その土地で信仰されてきた感じ。
残念ながら、串間のこの女躰神社については、由来書が見つからず。御祭神は、トヨタマヒメ。串間神社のサイトによると、明治初期に合祀された12社のうち、女躰大明神は境内社の筆頭に上げられ、現在はは復社したと書かれている。ということは、現在は境外社か、全く独立しているということか?
2月20日から2日間、「ねたろう祭」が行われ、串間神社と、この女躰神社を神様(お神輿)が往復するお祭りが行われている。詳しくは、参考サイトを。
2026年 3月 訪問
参考資料
ウキウキ 関東に広がる女神信仰の系譜「女体神社」の源流と分布をたどる